2025年12月01日
共に学び、高め合う一日。令和7年度 臨床研修医研修会を開催しました！
令和7年11月28日（金）、都ホテル岐阜長良川にて「臨床研修医研修会」を開催しました。
当日は、久美愛、東濃、中濃、西濃、土岐市立の各厚生連病院から多くの初期研修医が参加し、臨床研修に関する講演および質疑応答を行いました。
（講義に聴き入る研修医の皆さん）
研修会では、第一線で活躍する当会の医師が講師として登壇し、臨床現場で求められる実践的な知識について講義を行いました。
第1部では、中濃厚生病院 脳血管外科部長の小谷先生が「研修医が知っておくべき最近の脳卒中診療の実際」をテーマに講演されました。
講義では、救急現場における初期対応の重要性や、多職種・他施設との連携体制など、医師として身につけておくべき基本的な判断プロセスについて解説いただきました。
続く第2部では、西濃厚生病院 副院長の足立先生により「押さえておきたい急性腹症の見方」と題した講義が行われました。
診断における重要な鑑別ポイントや、日常診療で注意すべき点など、長年の経験に基づいた指導医ならではの知見が共有され、参加した研修医たちは熱心にメモを取りながら聴講していました。
また、研修終了後には病院の垣根を超えた交流の場も設けられ、同期や指導医含めた先生と親睦を深める有意義な一日となりました。
(懇親会場での集合写真)
JA岐阜厚生連では、岐阜県下最大の医療ネットワークというスケールメリットを活かした病院間の連携と、充実した教育環境の整備に力を入れています。
今後も、地域医療の未来を担う医師の成長を全力でサポートしてまいります。
（※本記事は、本会の取り組みおよび研修医等の活動報告を目的としたものです）