News JA岐阜厚生連からのお知らせ

2025年10月30日

【日本農村医学会レポート④】中濃厚生病院 「小児の言葉の発達」を支えるリハビリ

学会発表レポート】「小児の言葉の発達」をリハビリで支援。保護者の方へ伝えたい「まず相談を」(中濃厚生病院 言語聴覚士)

2025年10月23日(木) 第74回日本農村医学会学術総会にて、中濃厚生病院 の長瀬言語聴覚士 が、「小児口腔機能リハビリを行なった症例についての報告」についてポスター発表を行いました 。 


(写真:会場で発表を行った長瀬言語聴覚士)

近年、言葉の発達の遅れなどを持つ小児が増えている一方で、この分野のリハビリに取り組む専門家はまだ少ないのが現状です。
長瀬言語聴覚士は、そうしたあまり取り上げられないテーマだからこそ、自ら取り組もうと研究を始めました。

先行研究が少ない中で資料をまとめること自体に苦労し、訓練の効果が伝わるようグラフの見せ方などを工夫したと言います。

長瀬言語聴覚士は、「保護者の方に『こういうリハビリがあること』、そして『家庭での訓練も意外と簡単にやっていけること』を知っていただきたい。
まずは気軽に病院へ相談してほしい」と語りました 。 

中濃厚生病院は、これからも専門的なリハビリテーションの提供と、ご家庭への情報発信に取り組んでまいります。

MENU