
JA岐阜厚生連は農業協同組合法に基づき設立された法人でありますが、公的医療機関として位置づけられており、人の健康や生命に直接的に関わる事業体として、JA組合員様だけではなく、どなた様に対しても広くそのサービスの提供につとめております。
昨今、医療を取り巻く社会情勢が目まぐるしく移り変わる中で、JA岐阜厚生連は、健全経営を維持しつつ、利用者中心の医療を推進し、信頼される病院づくりに取り組んでまいります。
また、健康管理、老人福祉、保健資材の各事業についても、JAグループ・県市町村・医師会等との連携・協調を深め、活発に推進してまいります。
このように、JA岐阜厚生連は、健康で豊かな明るい地域づくりに貢献してまいりますので、皆さまのご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

JA岐阜厚生連は、岐阜県下に7病院を運営し、地域に根差した医療・保健・福祉活動で皆様の健康な暮らしを支えています。
医療を取り巻く環境は、人口減少や少子高齢化の進展に伴う医療需要の変化、労働人口の減少、物価高騰に伴う費用増等により大変厳しい状況にあります。また、医師の働き方改革や地域偏在等に加え、新興感染症発生・蔓延時や災害時に備えた体制整備への対応など多くの課題を抱えております。
本会は、国・県が推進する地域医療構想の方針に沿って、地域の実情に見合った持続可能な医療提供体制を構築すべく病床再編・病院統合を進めてきました。令和8年2月には、東濃中部に統合による新病院が開院し、病床の適正化に伴う施設整備は概ね終了します。
これからも、医療従事者の確保・育成・定着化や医療分野のデジタル化を推進するとともに、JAグループ、行政、地域の医療機関・介護施設等との連携体制の充実を図り、地域の中核病院として「地域住民から信頼され、必要とされる病院づくり」に役職員一丸となって取り組む所存でございますので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。